腰痛で前屈ができない

車の運転やオフィスワークなどの長時間椅子に座っていなければならない人の中には、腰痛のため前屈ができないといった状態になることがあります。

これは猫背になっているか、あるいは腹筋や背筋が弱っているため、正しい姿勢が保てないことが原因だと考えられます。

改善方法としては、座っている時はなるべく背中を丸めないようにすることです。

背筋を伸ばしておくと、腰骨は自然とS字カーブを描くため腰への負担を減らせるのです。自力でその状態にするのが難しいなら、クッションを敷いて浅く座ると背中側が高くなるので背筋を伸ばしやすくなります。

また、腹筋や背筋を鍛えるのも有効で、しっかりとした筋肉があれば、言わばコルセットを巻いてるのと同じ状態になります。

それから仕事の合間を見つけてストレッチをするのも有効です。ただし、少しでも腰に違和感があるなら逆効果なので、無理のない範囲で行いましょう。

うつ伏せに寝て両手を床について体を反らせます。続いて四つん這いになって、右手と左足を上げます。数秒やったら元の状態に戻して、今度は反対側の手足を再び持ち上げます。今度は立ち上がって足を前後に開き、両手で壁を押します。腰が伸びているのを感じれば成功です。