腰痛そのものは特別心配いらないケースも多く、それほど深刻なものではありません。
ですが腰痛だけでなく、頭痛やだるいといった症状が伴う場合は、要注意です。
たとえばインフルエンザの場合は、高熱よりも先にこれらの症状が出ることがあります。インフルエンザに感染すると、体内ではウイルスと闘うためにプロスタグランジンとよばれる物質が多く分泌されます。
このプロスタグランジンは血管を拡張させ免疫をアップさせる大事な働きを担っているのですが、それと同時に痛みの原因になるという特徴も。
そのため、腰痛や頭痛を引き起こしてしまうのです。インフルエンザであれば、医療機関を受診し抗インフルエンザ薬などを服用することで回復するため、インフルエンザが治れば腰痛や頭痛も治っていきます。
また、貧血が原因で腰痛や頭痛、だるさを引き起こしていることも。
貧血になると体の隅々まで必要な酸素や栄養を届けることができないため、体がうまく機能しなくなってしまいます。
そのため筋肉がこわばることで腰に痛みが出たり、脳の酸素が足りなくなり頭痛やだるさの原因になるのです。貧血と診断されれば、不足している鉄を補うために錠剤などが処方されます。きちんと服用を継続すれば、症状は快方へ向かうでしょう。
⇒ 1日5分で腰痛を改善する方法