腰痛を防ぐ自転車こぎ

腰痛の発症を防ぎたいなら、自転車の乗り方を工夫することが大事です。

まずは、自転車に乗る場合の姿勢がポイントです。猫背は腰に負担をかけますので気をつけましょう。背筋を真っ直ぐに伸ばして、腰に余分な力をかけない姿勢が適しています。

正しい姿勢を保つことによって背中や腹部に筋肉がつき、腰痛の発症を防ぎます。とりわけ通学や通勤の移動手段として、自転車を使う場合は配慮すべきです。長時間の猫背は腰痛の原因となります。

尚、スポーツ用の自転車に乗る時は、前傾姿勢になりますので注意が必要です。

背筋力と腕力、脚力などを鍛えておけば、腰に圧力がかかることを避けられます。ベルトを巻いて、腰をサポートする方法は有効です。さらに、軽くて動きやすい服装にすれば、自転車こぎが楽に感じられます。

また、自転車こぎは脚全体に力を入れる方法がおすすめです。

ふくらはぎや太もも、足首など、脚全体の力を使うことによって、下半身が強化されます。腰の筋肉も鍛えられますから、自転車こぎは腰痛の予防に最適です。自転車に乗る機会を定期的に作ることは大切です。

ただし、腰痛を発症している場合は、自転車に乗ることを控えましょう。腰痛が悪化する怖れがあります。