尿管結石とは、尿管に結石が出来てしまうことで、内部の組織を傷つけてしまう症状です。
実はこの尿管結石の腰痛は、普通の腰痛と変わらないため、症状を見逃してしまう人は少なくありません。痛みが発生する場所も、まさに普通の腰痛と変わらない場所が痛みます。
そして、この結石は軽度の場合は組織から剥がれて尿と共に排出されるので、痛みが治まってしまうこともあります。
尿管に結石ができるので、ズキンズキンとした痛みを連想する人も少なくはないでしょう。
ですが、尿管結石の腰痛は、ずしんと腰が重だるいような感じです。このような痛みを訴える人が多いのですが、症状がもっと進んだ場合は、おしりから太ももが痛かったり、男性の場合は稀に陰のうに痛みがあると訴える患者さんもいます。
尿管結石と診断されるためには、レントゲンやCTに尿検査など、様々な検査をしてから判断します。
治療方法としては、軽度で尿から排出できそうな場合は、利尿作用のある食べ物や飲み物を摂取し、尿から出しやすくします。それでは治らないと医師が判断した場合は、薬物治療が始まります。
普段から腰痛持ちの人は、尿管結石の痛みとなかなか見分けが付かない場合があります。
ですが、ただの腰痛と思わず、長引いたり痛みが繰り返す場合はきちんと病院へ行って医師に判断してもらうのが一番いいでしょう。
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