腰回りの筋肉が使われておらず筋肉量が減ってしまうことによって生じる腰痛もあります。そうした腰痛の場合、筋トレをして骨盤周りの筋肉を鍛えることも、予防対策のひとつです。
筋トレによる治し方として、まず簡単に行えるものに腹筋があります。
腹筋を鍛えることは腰痛対策にもつながるので、毎日継続してトレーニングすると良いでしょう。テレビを見ているときでも、寝転んで両足を地面から30度ほど上げた状態でキープするだけで、腹筋トレーニングが行えます。
次におすすめの筋トレは、がに股スクワットです。
普通のスクワットとは少し違い、まず肩幅に広げた両足は外側につま先を向けるようにします。そして両手は後ろに回して、坐骨あたりを支えるように手を当てます。その状態でゆっくり膝を90度曲げます。
膝は前ではなく横に広げて曲げるのがポイントです。これを1日10回行うことで、腰回りが鍛えられて腰痛対策になるでしょう。
そのほかにも、仰向けに寝てお尻をできる限り持ち上げてキープするトレーニングもあります。慣れてくると片足を前に伸ばしてキープしてみましょう。これは体幹を鍛えることになり、腰の安定につながります。
筋トレは無理をせず、正しい姿勢で行うことが大切です。筋肉の衰えを防いで、腰痛を防ぎましょう。
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