血の繋がらない母娘の20年間の軌跡を描いたドラマ『義母と娘のブルース』。
このドラマでは綾瀬はるかさんが演じる岩木亜希子と、竹野内豊さんが演じる宮本良一が結婚するのですが、宮本良一は病に侵されています。
娘の宮本みゆきを託したい相手として、宮本良一は岩木亜希子を選んだのです。
その宮本良一の病名は、スキルス性胃がんです。病名の中にもあるように、癌(がん)の一種です。
スキルス性胃がんの説明を補足すると、ひとかたまりにならず、正常組織に染み渡るように癌に侵されるため、病変の表面が正常組織に覆われていたり、病変内に飛び石のように正常組織が残っていることがあります。
しかし、良一は亜希子以外には病名を明かさず、骨折したということで入院をします。その後、退院はするのですが、2ヵ月後に亡くなってしまいます。
ドラマ『義母と娘のブルース』は、仕事一筋であった亜希子が世間の母や主婦とはズレた行動をし、笑いを誘う場面が多いですが、父と娘、義母と娘の絆を描いた作品でもあります。
義母の亜希子が娘のみゆきとどのように距離を縮めていくかが、見どころのドラマだと思います。
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