高血圧の人に限らず、軽い運動は健康のために良い効果をもたらすことは、良く知られていますね。
軽い運動の中でも、ウォーキングは思い立ったらいつでも簡単に始めることができるので、是非取り入れたいものです。
そこで、高血圧も改善してくれるウォーキングの正しい方法を確認しておきましょう。
まず歩幅はいつもの歩幅よりも少し大きめに、目安として自分の身長から1メートル引いたくらいの大きさが適当です。
歩くときには背筋を伸ばして姿勢をよくし、腕はしっかりと振りましょう。
腕を振ることで、少し大きな歩幅で歩くのを助けてくれます。
ウォーキングする速度は、少し息が上がるくらいの早足が望ましく、足はかかとからついて、爪先で地面をけるようにしましょう。
このウォーキングを1日に20分以上、できれば週に3~4回、少なくとも2回は行うようにします。
1日に20分歩く時間が取れないときには、10分のウォーキングを2回などのように、数回に分けて行っても構いません。
また、運動をすると一時的に血圧は上昇するため、高血圧の人が運動を行うのは、血圧が高くなりやすい早朝は避けた方がいいと言われています。
特に冬場の早朝は、気温が低いために血圧が上がりやすいですから、高血圧の人が運動するのには向いていません。
とはいっても、朝、運動をすると脂肪を燃焼しやすいとも言われているため、起床して十分ウォーミングアップを行ってから、または朝食を食べてしばらくたったころに行うといいでしょう。
なお、高血圧の改善には、食事にも気をつける必要があります。
おいしい食事を楽しみながら、血圧を抑えていきたい方はこちらをご覧ください。