生活習慣病の代表格として知られる高血圧ですが、世の中には低血圧で困っている人も存在します。
ちなみに低血圧は、命を脅かすような病気につながることはほとんどありませんが、日常的な頭痛、肩こりなどの疲労感が普通の人より大きくあらわれることがあります。
高血圧も低血圧も、血圧が理想的でないことは間違いないので食事に気をつけるようにします。
では、高血圧の人は控えなければならない塩分ですが、低血圧の食事はどうすれば良いのでしょうか。
逆に塩分をたくさん取ればいいと思いますか?
答えはノーです。
低血圧の人がたくさん塩分を取ると、それまで低かった血圧が一気に上がり、血管に大きな負担がかかることがあります。
低血圧から急激に高血圧に移るときに、めまいやのぼせなどの体調不良が顕著に現れる場合があるとも言われています。
そう考えると、やはり高血圧でも低血圧も食事で気をつけることは同じです。
暴飲暴食に気をつけ、アルコールの大量摂取や塩分の過剰摂取はしないようにします。
低血圧の人でも、年を重ねると普通に高血圧に移行しがちですから、若いうちから食事には気をつけた方がよいでしょう。
ただし、日頃から血行をよくするためにミネラル分の多い食事、カルシウムやタンパク質を多めに取るように心がけてください。
高血圧も低血圧も、栄養バランスの採れた食事を規則的に取るように心がければ、長い目で見た時により良い結果が返ってきます。
なお、血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧いただくといいでしょう。