高血圧と頭痛、どちらも多くの人が持病として持っている悩ましいものです。
そして、その高血圧と頭痛には実は深い関係があるのです。
血圧が正常な人であっても、急激な運動をした場合、血圧が一時的に上昇します。
これは、急激に運動をすることにより、心臓がいきなり激しく動き、血圧が急激に上昇するためです。
そして、脳の血管内の血液量が一気に増え、血管に負担がかかり、血管が拡張するとまわりの神経も刺激されるので、それが頭痛としてあらわれることがあります。
このような一時的な血圧の上昇は血圧の変動の幅が大きいほど生じやすいとされており、高血圧の方は特にこのような頭痛が起きやすいのです。
高血圧を改善するためには、食事療法と同様、運動療法も行うことがありますが、このように頭痛があるとちょっと怖いですよね。
ではどうすれば頭痛を起こさず運動をすることができるかというと、急激にしなければいいのです。
始める前の準備運動を入念に行った上で、運動をした後はストレッチなどをして体を落ち着けていくことが重要です。
また、脳内の血液の流れが変化するということは、頭痛のみならず脳に関する疾患も引き起こされるという恐ろしい可能性もあります。
とにかく、高血圧の方は、急激な運動は厳禁、ビフォーの準備運動、アフターのストレッチが重要です。
なお、高血圧を改善するには、食事も注意する必要があります。
おいしい食事を楽しみながら、高血圧を改善していきたい方はこちらをご覧ください。