赤ちゃんを産むという大役を担う影で、妊婦さんの身体の中には様々な変化が起きています。
以前は妊娠中毒症と言われていた妊娠高血圧症という病気があり、妊娠期間にだけ起こる高血圧があります。
これにより、頭痛や胃痛に悩まされている妊婦さんがたくさんいるのです。
素人判断で単なる頭痛・胃痛と思っていても、妊娠高血圧症であった場合には母子共に危険な状態になってしまいます。
妊娠高血圧症が起こる原因は分かっていませんが、妊娠高血圧症を患うのは妊婦全体の10%前後であり、他人事では済まされない高い数値です。
また、高血圧にありがちな妊婦特有の合併症もあるのです。
この症状での頭痛の場合には、むくみやストレスが原因であることが多いです。
頭痛を感じたら横になりまず身体を休めることが大切です。
胃痛の場合には、赤ちゃんがお腹の中で大きく成長する段階によって、初期・中期・後期と違った胃の痛みを感じます。
妊娠中は、ホルモンバランスが通常とは異なるために胃酸過多になり、胃痛を引き起こしています。
また、特に妊娠後期は子宮から大きくなることで、胃への圧迫を強く感じてしまいます。
胃もたれや胸焼けにも繋がるため、胃痛を感じる方は、食事は消化に負担をかけないものを選び、少量ずつ食べたほうが良いでしょう。
以上のような対策を心がけ、頭痛・胃痛を抑えていきましょう。
なお、血圧を下げる食品について知りたい方は、こちらをご覧ください。