高血圧の初期症状はなかなか他の病気と区別がつかなくて、判断が遅れる、といったことをよくききます。
高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれ、知らないうちに進行していることが多いようです。
発作的な胸痛や動悸などが出始めるとかなり危険で、いつ心筋梗塞や脳卒中が起こってもおかしくない状態です。
そして見逃しがちなサインの一つとして、頭痛があります。
頭痛はちょっとした天候の変化や風邪気味のときにも起こる症状なので高血圧の状態の時と区別がつかないことが多いようです。
ストレスからくる頭痛という場合も考えらえます。
また、大量の汗は更年期などの症状にもよくあることなので、高血圧が原因、とは言い切れないところもあります。
そしてよく言われている高血圧になると汗をかく、は実は関連性ないそうです。
ただ、肥満や糖尿病といった病気を持っていると、それが原因で多量の汗がでる、ということがあります。
これらの病気は高血圧であることも病気の原因とされていますので、高血圧で汗をかくと言われてしまうのも、うなずけますね。
高血圧の初期症状は、頭痛や発汗のほかに、耳鳴り、しびれ、めまいなどもあげられます。
このような症状を見逃さないように、日ごろの血圧や体調の定期的なチエックが大切です。
また、ちょっと体がおかしいな、と思ったら早めに生活習慣や食生活の改善をしていくことが重大な病気を引き起こさないためにも大事なことです。
なお、高血圧による頭痛を予防・改善する食事については、こちらが参考になると思います。