一般的には、血圧は寝ているときには低く、朝方から午前中にかけてゆっくりとしたペースで上昇していきます。
しかしこれが高血圧の方の場合、朝から血圧が上昇される方もおられます。
このような症状を「早朝高血圧」といい、脳卒中や心筋梗塞、狭心症発作など命に直接関わる事態に繫がる可能性もあるので注意をしましょう。
また、ズキンズキンとする激しい頭痛に襲われてしまいベットや布団から起き上がることができません。
なぜ、頭痛が起こるのでしょう。
頭痛は高血圧が原因しています。血管を拡張させ神経を刺激する事に関係していると言われています。
では、どのようにして朝血圧が上昇してしまうのかを解説していきます。
ベットや布団などから出て立ち上がろうとしたときに血圧が上昇する。
朝冷え込んでいる、血圧を下げる為の薬が効いていない、精神的ストレスなどの理由があげられます。
そのため、朝起きて布団から出られる状態になったらすぐ動くのではなくゆっくり身体の上体をおこしそこからゆっくり立ち上がるようにしてください。
高血圧の方でもこのような状態を招かないようにするための対策として「就寝前に降圧剤を服用する」、「24時間48時間など長い時間の効果が見込める薬を処方してもらう」など症状を引き起こさないようにする未然の予防が大切です。
頭痛と早朝高血圧の関係を習得し頭痛をおこさないように対策をしましょう。
また、高血圧の方は朝起きたらすぐにコップ1杯の水を飲むといいでしょう。
水分を摂取することで血流を良くする効果が期待できます。
また、高血圧による頭痛を改善するには食事の見直しも大切です。詳しくは、こちらをご覧ください。