高血圧のほとんどは自覚症状がないものですが、中には症状が起きてしまい、悩まされている方もいます。
その中の代表的な症状が、頭痛です。頭痛はとてもつらいものですよね。
よくある症状のため、あまり高血圧と関連づけられない傾向にありますが、実は高血圧が原因だということは少なくありません。
頭痛を引き起こす高血圧のメカニズムを知り、思い当たるようでしたらすぐに受診しましょう。
一般的に頭痛のメカニズムは、脳の血管が拡張をし、神経を刺激するために痛みが起こるとされています。
ですが、一般的な頭痛のメカニズムと、高血圧が頭痛を起こすメカニズムはそれとは異なります。
脳には血流を正常にコントロールする力があるため、高血圧だからといって血管が拡張することはありません。
そもそも痛みを起こすメカニズム自体に大きな違いがあります。
では、どうして高血圧で頭痛を伴うのかといいますと、脳内で動脈硬化などの異変が生じているためなんです。
そのため、高血圧による頭痛はとても危険なものとされており、脳出血やくも膜下出血の前触れであることが少なくありません。
通常の頭痛と判別が難しいのですが、高血圧による頭痛は急性のものが多いようです。
日ごろから血圧のチェックをする習慣をつけ、痛みを見逃さないようにしましょう。
なお、高血圧を改善するには食事の見直しが必要となってきます。
おいしい食事を楽しみながら、血圧を下げるコツについて知りたい方はこちらをご覧ください。
