高血圧の予防※エネルギー量を考えた食事をとるには?

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高血圧になる原因の一つとして、一日のエネルギー量の摂取量が多すぎることがあげられます。

肥満度が上がれば、高血圧にもなりやすい、ということも言われています。

実際に体重が5㎏増えると、血圧が10~20上がるそうです。その逆で体重が減ったら、血圧は下がります。

肥満

では、一日に適正なエネルギー量はどれくらいなのかというと、例えば170cmの事務職の方でしたら、約1、600kcalになります。

これを3回の食事量に分けてみると、1食のエネルギーは500kcal程度です。

もし、ランチタイムにカツカレーを食べてしまったら、一回の食事カロリーは830kcalとなるのでだいぶエネルギー量がオーバーしてしまいます。

一度自分の摂取量を把握するために、一日分の食事内容を書き出してみるとよいかもしれません。余分な食事量や、足りない栄養素が一目でわかってきます。

また、高血圧には食塩過多も原因となっていることも言われています。

高血圧を改善するには、塩分を控えた食事に変えること、そして果物や野菜などを摂取することが効果的です。

果物や野菜にはカリウムやナトリウムを体内に排出する作用が期待できます。

もし塩気が足りないと思ったら、レモンやお酢といった酸味を加えることでおいしさが増します。また煮物などは煮干しや昆布といった天然だしを使って煮るとよいでしょう。

エネルギー量や栄養素を考えた食事、控えめの塩分で、高血圧にならないようコントロールしながら健康的な体を保っていきたいものです。

なお、血圧を下げるのにおすすめの食品については、こちらをご覧ください。

高血圧を食事で下げる方法※どんな食品がいいの?