高血圧改善の効果がある成分とそれを含む食材

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高血圧の改善に効果のある代表的な栄養素はカリウム、マグネシウム、カルシウムです。

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カリウムはむくみの改善に効果があることで知られていますが、体内の余分な塩分や水分を排泄したり、血管を拡張する働きを持っています。

マグネシウムはカルシウムを効率よく吸収させるためには欠かせない成分で、高血圧の改善効果があります。

そして、骨の健康に欠かせないカルシウムは血圧とは関係ないような気がしますよね。

しかし、カルシウムの摂取が不足すると、血液中のカルシウム量を補うために、体は自ら骨を溶かして補給しようとするのですが、必要量より多くカルシウムが溶けだすと高血圧につながってしまいます。

高血圧改善にもカルシウムは効果があります。

カリウムを多く含む食材には、ほうれん草、切り干し大根、ジャガイモ、大豆、小豆、昆布、ひじき、わかめなどがあります。

シイタケ、マイタケ、シメジなどのきのこ類、バナナやキウイフルーツなどの果物にも多く含まれます。

マグネシウムを多く含んでいる食材は昆布、ひじき、大豆など海藻類や豆類、その他の食材ではアーモンド、クルミなどのナッツ類、干しエビや煮干しにも多く含まれています。

カルシウムを含む食材といえば乳製品や大豆製品、小魚類ですが、切り干し大根や小松菜といった野菜にも含有量が多いです。

重複している食材が多くあるので、毎日の食事で摂取すると高血圧の対策に効果的です。