以前はコーヒーは血圧を上昇させるため、高血圧の方は飲まない方がいいと言われてきました。
しかし研究の結果、コーヒーが高血圧の症状改善に効果があるとういことがわかったのです。
コーヒー豆に含まれている酵素の一種が、高血圧の症状を緩和させるのに効果的に働いてくれるのです。
そこでむしろ高血圧対策としてコーヒーを飲むことをすすめられるようになりました。
しかしコーヒーを飲むときは、砂糖はできるだけ入れないようにして飲んだ方が、より高い高血圧改善効果が期待できます。
それはコーヒーに含まれている砂糖が血糖値を挙げてしまうからです。
高血圧と血糖値は関係があり、血糖値が高くなると高血圧の症状が出やすくなることがわかっています。
砂糖は血糖値を急上昇させてしまうため、糖尿病リスクを高めてしまうのです。
事実、カフェインに関する実験でコーヒーや紅茶、コーラを使って高血圧との関係を測定した結果、コーラを飲んでいた人は高血圧の症状が見られたのだそうです。
コーラにはカフェインだけでなく砂糖も含まれていますので、それが高血圧を引き起こした原因だと考えられています。
コーラだけでなくノンカロリーコーラを飲んだ場合も同じ結果でしたので、やはり砂糖は高血圧改善のためには控えた方がいいのです。