健康に良い様々な成分が含まれている果物。
味、香り、色もとりどり、おいしい味覚を楽しみながら栄養を摂れる、神様の贈り物です。
ここでは高血圧に良い果物を2つご紹介しましょう。
まず欧米では「ミラクルフルーツ(驚異の果物)」と呼ばれているプルーンです。
カリウムやβ‐カロテンなど高血圧に良い成分がバランスよく含まれています。
また最近になって、ドライプルーンには強力な抗酸化作用を持つネオクロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれていることが分かってきました。
動脈硬化を引き起こす活性酸素の攻撃から血管を守ってくれます。まさに驚異の果物です。
あと、もう1つはりんごです。「1日にりんご1個で医者いらず」といわれます。
塩分摂取量の多い東北地方には高血圧の人が多いことで知られていますが、東北でもりんごをよく食べている地域では高血圧が少ないというデータもあります。
りんごには高血圧に良い多くの栄養素があります。
塩分(ナトリウム)の排出を助けるカリウムや、抗酸化作用のあるプロシアニジンやクロロゲン酸などのポリフェノール、また悪玉コレステロールを抑制し善玉コレステロールを増やすリンゴペクチンが含まれています。
皮や皮に近い部分にこうした成分が集まっているので、皮を捨ててしまうのはもったいないです。
よく洗って丸ごとかじり、栄養も丸ごと摂ってみてください。
健康に良い果物をたくさん食べて、高血圧を克服しましょう。