高血圧※朝食抜きはやめた方がいい?

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ダイエットをしている人など、朝食抜きで過ごす人も珍しくはありません。

この朝食抜きが体、特に血圧に与える影響ですが、2016年2月に国立がん研究センターを始めとした研究チームがある調査結果を発表しています。

8県、およそ8万人の45歳以上の男女を対象として、脳卒中などで死亡した人と朝食の関係が調査されました。

朝食を毎日食べる、週に2日以下しか食べないなど4段階に分けて調査された結果、週に2日以下しか食べなかった人は毎日朝食を食べる人と比べて脳出血と脳卒中のリスクが高まることが明らかになりました。

朝食抜きだと空腹によるストレスから血圧が上がりやすく、結果的に高血圧になってリスクが高まると考えてよいでしょう。

白衣の女性

心疾患については朝食抜きとの関連性は見られないものの、高血圧の人はこの結果を踏まえて朝食抜きを避けた方が無難です。

逆に断食療法を使って高血圧の人が血圧を下げようとするケースもありますが、これは朝食抜きとはやや異なります。

何も食べないというわけではありませんし、専門家による指導がないと高血圧以外の体調にも悪影響が出てしまうでしょう。

食べ過ぎは体に悪いものの、高血圧の人であっても朝食抜きはせずにしっかりと食べるのが健康に繋がります。

高血圧の食事@朝食は何がおすすめ?