糖尿病や高血圧になると、お菓子のような嗜好品はどうしても制限されがちです。
とは言え、制限されてしまうと食べたくなるのが人間の性というものです。まず何故お菓子がだめと言われるのかを確認しましょう。
一番の原因は、糖尿病や高血圧の方の食事にプラスするとあっという間にカロリーオーバーしてしまうためです。体重の増加は肥満を招きます。
お菓子の分だけカロリーを引くと、今度は必要な栄養のバランスが崩れるという問題が発生します。
また、特に糖尿病患者さんの場合、血糖値を上昇させるという問題があります。
しかし、お菓子は糖尿病や高血圧の方にとっても、日常の中での楽しみのひとつです。
ではどういったものを食べればよいのでしょうか。
お菓子と言ってもケーキにようかん、せんべい、ポテトチップスといろいろなものがあります。
一般的に洋菓子より和菓子の方が脂を使っていないのでカロリーが低いため、糖尿病や高血圧の方は和菓子を選ぶといいかもしれません。
そうはいっても、和菓子は糖分・塩分が多いものがたくさんあるので、糖分・塩分が控え目のものがいいでしょう。
また、さつまいもや栗のような、何も添加してない自然の甘みのあるもので代用するということも考えられます。
その他にも、低カロリーのお菓子を少し食べるといった工夫も必要です。
清涼飲料水は砂糖の量がとても多いので避けた方が良いです。
食べるタイミングは、食事の時間に食事の一部として食べるのが良いでしょう。
糖尿病や高血圧でも、嗜好品と上手につきあっていきたいですね。