糖尿病と高血圧@塩分コントロールは?

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糖尿病の食事療法では塩分を減らすことを非常に重要視しています。これは合併症である高血圧の発症を防ぐという点でもとても大切です。

日本食は塩分の多い食事で、高血圧が国民病であると言われるほどです。

高血圧の原因は日本の食事?

ここに食事の欧米化が加わり、糖尿病の発症率が増加してきました。

糖尿病の方の高血圧を防ぎ、合併症にしないためにも、塩分をコントロールすることは大きな意味を持っています。

塩

また、味の濃いおかずはご飯が進むので、食べ過ぎにも繋がります。塩分を減らすのは食べ過ぎを防ぐ点でも効果があるのです。

高血圧になりやすくなる他にも、糖尿病の方の場合、腎臓に負担がかかりやすくなるという点で、塩分量を減らす意味があります。

この他、糖尿病や高血圧方は、ナトリウム量から食塩相当量を出す計算式(ナトリウム(g)×2.54)というものを覚えておくと、市販の商品の塩分量を計算できるので、便利がいいでしょう。

調理をするときの減塩のコツとしては、調味料はまずきっちりと計ること、出汁の味を濃くすること、香辛料でメリハリを効かせること、減塩調味料を使うこと、味噌汁を具沢山にすること、などが挙げられます。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント

また食べるときは、調味料をかけないでつけるようにする、食卓に塩や醤油を出さない、麺類のスープを飲まない、インスタント食品を控える、外食を控える、といった工夫も必要です。