高血圧症と脳梗塞は、切っても切れない深い関係のある病気です。
特に脳梗塞は後遺症が残る恐ろしい病気です。そして、発見が遅れれば遅れるほど、後遺症も酷くなります。
そんな厄介な病気ですが、血圧を下げることで、脳梗塞のリスクは下がることも知られています。
では、リスクを減らすためにも、高血圧を改善するにはどうすればよいのでしょうか。
高血圧には、塩分制限食が良いというのは、よく知られています。
次に、太っている方については、肥満の解消も挙げられます。
それから難しいですが、心臓や肺の機能向上も挙げられます。この中で一番、自分ではどうしようもできないと思われていた内臓の働きの低下抑制に、有酸素運動が効くというのです。
やり方は簡単で、ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動を、無理のない程度行うだけというものです。
時間としては2日に1回、できれば毎日、20分~30分行います。
しかし、運動は運動なので、あくまでかかりつけの医師と相談してから始めてください。
高血圧の患者さんの中には脳梗塞の患者さんが数多くいらっしゃいます。
脳梗塞のリスクを改善するためにも、運動も取り入れて高血圧の数値を下げていきたいものです。