高血圧※頭痛や手の震えはどうして起こる?

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高血圧は、段階ごとに低度、中度、高度と分かれてはいますが、おおむね最高血圧が140 mmHgを越えると注意が必要になってきます。

心臓や甲状腺の病気を持っている人が高血圧になるのは原因がはっきりしていますが、何も思い当たる疾病がないのに高血圧の人がけっこういます。

これを生活習慣病と言い、最近特に注意が必要なのです。

高血圧が進んでくると、めまい、手の震えや頭痛を引き起こすことがあります。

女性

これは初期にはあまり感じなかったと言う人も多いのですが、最高血圧が160~180mmHgになることには大抵の人が感じるようになります。

頭痛や手の震えは、高血圧だからといっていつも発生するわけではありません。血圧がさらに上昇したときに一時的に起こります。

しかし頭痛や手の震えが頻繁になってきた時には血管障害が進んでいる可能性がありますので、きちんと医療機関にかかることをおすすめします。

ところでなぜ高血圧によって頭痛や手の震えが起こるのかと言いますと、循環器系や自律神経に影響を及ぼすからです。

その結果、心臓や甲状腺に異常がなくても持病があるのと同じように頭痛や手の震え、時には顔のほてりや動悸、めまいを引き起こすのです。

このまま狭心症などの病気になってしまうこともありますので、高血圧は万病のもとと考えて、放っておかずに必ず診察を受けることです。

なお、高血圧には食事療法が必要となってきます。高血圧でも、おいしい食事を楽しみたい方はこちらをご覧ください。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント