甲状腺という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
正しくは甲状腺ホルモンと言われ、喉仏のあたりにある、ホルモンを分泌する器官です。
喉仏にあるといっても、男女関係なく人間なら誰でも持っている器官です。
甲状腺の異常によって高血圧や頭痛が起こることも
この甲状腺ホルモンが、規定値よりも増加したり低下すると、高血圧になったり低血圧になったりするとともに心臓や血管に作用し、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
甲状腺ホルモンは、特に循環器系に影響を起こしやすいホルモンですので自律神経などにも関係があり、増加すると人は興奮状態になり、体温が上昇したり高血圧になります。
逆に低下すると元気がなくなり、便秘になったり頭痛が起きたりします。
この増減どちらを起こしても、体は甲状腺に合わせて血圧を上昇させたり低下させたりしようとします。
つまり甲状腺が増加すると高血圧になり、低下すると血圧は下がります。そして、その発作のような状態の時に頭痛がおきます。
この時に、最低血圧と高血圧の数値の幅がとても大きくなってしまうことがあるのです。
血圧の下と上の数値が大きいと、体に負担がかかるというのはよく言われていることです。
その結果、動悸がしたり、頭痛がひどくなったりするわけです。
甲状腺の病気は自然治癒が難しいものです。
治療には長い時間がかかることが多いのですが、その間は血圧にもきちんと注意を払う必要があります。
なお、高血圧にはお茶が効果的と言われています。お茶の効果については、こちらをご覧ください。