めまいや動悸は高血圧の症状?

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現代人の寿命を縮める疾病は数多くありますが、意外に見落とされがちなのが高血圧です。

高血圧がやっかいなのは、普段気づかないうちに病状が進行し、症状があらわれた時には重症化していることが多いことです。

ですからめまいや動悸といった症状があらわれた時に、これは高血圧が原因ではないかと疑ってみるのも大事です。

苦しい 男性

高血圧によるめまいといっても異なる種類のめまいがあるのを知っていますか?

血圧が高いゆえに起きるめまいや、逆に血圧の低下に伴って生じるめまいもあります。特に降圧剤を服用したりすることで、急な血圧の低下を招きめまいが生じることもあります。

高血圧の別の症状としては、動悸が挙げられます。

動悸とは心臓の鼓動が自分で感じられる状態のことです。

また動悸が生じる場合は脈も早くなっていることが多く、1分間に100回を超える場合は病的と診断され、注意を要する状態と言えるでしょう。

元々高血圧の状態では心臓に長時間負担がかかり、心臓壁が厚くなって肥大化する傾向があります。

心臓は24時間ポンプのように血液を全身に送り出さなければいけませんからね。でも心臓が肥大化すると、心臓のポンプ機能が弱まって、不整脈が出て動悸として感じられるのです。

ですから高血圧の動悸を治療するには、心臓そのもの以外に、根本原因である血圧のコントロールが不可欠になってきます。

放っておくと心筋梗塞の原因にもなるので早めの治療が必要です。

なお、高血圧を改善していくには食事と運動のバランスが大事です。

血圧を抑えていく食事や運動については、こちらを参考にしてみてください。

高血圧@食事と運動のバランスがポイント