高血圧は、具体的な症状が分かりにくいといわれているものです。
したがって、サイレントキラーとも呼ばれており、知らないうちに身体をむしばみ、気が付いたら重大な病気を引き起こしていたということもあります。
しかし、高血圧の症状のひとつとして、ほてりやめまいがあります。
ほてりとは、一時的に体温が上がっている状態のことをいいます。
お風呂上りにからだが温かくなっている状態も、ほてりと呼ばれるものです。
風邪で体温があがっているときも、ほてりを感じます。
高血圧になってしまうことによって自律神経が乱れ、ほてりの症状が表れることがあります。
特に、女性は高血圧によってほてりを感じる場合があります。
それは、更年期です。
女性の多くが経験する更年期障害のひとつとして、高血圧となってしまい、ほてりの症状を感じることがあります。
自律神経が乱れてしまっているので、めまいを引き起こすこともあるでしょう。
したがって、ほてりやめまいというのは、高血圧であるサインである可能性があるといえます。
しかし、ほてりやめまいというのはずっと続くものではなく、数秒で症状が改善されることもあるので、気に留めずにそのままにしてしまうということも少なくありません。
高血圧は放置してしまうと、重大な病気を引き起こす原因となってしまいます。
したがって、ほてりやめまいといった小さな症状を見逃さないことが大切です。