人間は年を重ねると、色んな病気と付き合っていかなければなりません。
でも早めに気づいて治療しておけば、長い人生をより良く楽しむことができますよね。
あまり気づかれないものの、意外に危険な病気の一つは高血圧です。
高血圧の初期はあまり自覚症状がないのですが、体は実はサインをとっくに出していたりします。
そのサインの一つは目の充血です。
もし目が充血しているとしたら、それは高血圧のサインかもしれません。
目の白い部分は眼球結膜といい、血管が広がって赤みを帯びて見えます。
目の充血はもちろん目をこすったり、ぶつけたりする結果起きることもありますし、自然に数日で消えてしまうこともあります。
まれに血管が切れて出血することもありますが、過度に動揺する必要はありません。様子を見たり、眼科で診てもらうこともできます。
高血圧の合併症で特に気をつけなければならないのは、高血圧網膜症です。
これは網膜の血管にこぶのような物ができ、破裂して網膜出血を起こす症状です。これが進行すると失明する可能性が高いので、一刻も早く眼科にかかる必要があります。
いずれにしても、目の充血といった小さな異変でも、決して見逃さないようにしなければなりません。たかが充血、されど充血なのです。
早めの対策が、起きるかも知れない他の合併症を未然に防いでくれるのです。
なお、高血圧を改善していくには、食事を気をつける必要があります。
血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。