動脈硬化とは、動脈が硬くなってしまい、血液がスムーズに運ばれなくなってしまう状態のことをいいます。
血液がスムーズに運ばれなくなってしまうと、体の様々な機能に悪い影響を与えてしまいます。
動脈硬化が引き起こされる原因のひとつとして、高血圧を放置することが挙げられます。
高血圧を放置したままにしてしまうと、血管に圧力がかかったままになるので、血管に大きな負担をかけてしまいます。
さらに高血圧を放置してしまうと、血管が収縮したままの状態となってしまうので、血液がスムーズに流れなくなって詰まってしまいます。
血管が詰まると、動脈が硬化し始めてしまい、さらに血液が流れにくくなってしまいます。
これが、動脈硬化という状態です。
高血圧も動脈硬化も、病気を引き起こすまでは具体的な症状がないので、気付かないことが多いです。
また、高血圧の場合には、「単に血圧が高くなってしまっているだけだ」と放置してしまうこともあります。
しかし、動脈硬化は命に関わる重大な病気を引き起こすことはよく知られています。
したがって、高血圧を放置してしまうということは、命にも関わってくる重篤な病気を引き起こすことにもつながってしまいます。