高血圧と脳梗塞との関係は?

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高血圧に自覚症状はほとんどありません。

ですが高血圧を放っておくと、心臓病(狭心症や心筋梗塞など)や脳卒中(脳梗塞や脳出血など)などが起きやすくなります。

高血圧は心臓病や様々な病気に関係していますが、脳とも強い関係があります。

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高血圧は続くと、動脈硬化を引き起こします。強い血液の圧力に耐えようと血管の壁が厚くなり、血管が狭くなります。

そんな動脈硬化を起こすと、脳の血管が細くなり詰まりやすくなり、脳梗塞を起こしやすくなるのです。

脳梗塞は細くなった血管に血液の固まりが詰まる脳血栓と、心臓や頸動脈にできた血栓が血の流れに乗って進み、脳の血管を塞ぐ脳塞栓の二つがあります。

脳血栓はさらに毛細血管に現れほとんど症状なしのラクナ梗塞と、太い血管に発生するアテローム血栓性梗塞があります。

これら危険な症状は高血圧による動脈硬化が関係しているのです。

日本人の死亡原因、脳卒中の約六割は脳梗塞です。

命を脅かす病と関係する高血圧を解消し、動脈硬化と脳梗塞を予防できれば健康と長寿につながります。

高血圧の疑いがあれば早めに病院にかかり、食事の減塩や適度な運動、十分な睡眠や禁煙など生活の習慣を改善しましょう。

脳梗塞などに関係が深い高血圧、放置しておかないで早めに治していきましょうね。

なお、おいしい食事を楽しみながら、血圧を抑えていくコツについてはこちらをご覧ください。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント