高血圧は脳梗塞や脳出血を招く

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脳卒中には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の三種類がありますが、脳出血での死亡率は日本が世界一高く、たくさんの方が亡くなっています。

脳卒中のひとつ、脳出血はくも膜下出血とは違って脳の血管が破れて脳の中で出血することで、くも膜下出血は動脈瘤が破れ脳の表面に血が出ることです。

高血圧の治療や生活の見直しなどで脳出血で死亡することは低下してきてはいますが、年間約3万人もの方が亡くなっています。

この脳出血、60パーセントは高血圧が原因で起こっています。高血圧は脳卒中の最大の危険因子なのです。

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そして最近は脳出血を上回りつつある脳梗塞も、高血圧が原因である部分が大きいです。

まず高血圧が原因で動脈硬化が起き、血栓ができやすくなります。血栓が脳の血管に詰まると脳梗塞になります。

あるいは動脈硬化で傷ついた血管が破れて脳で出血すると、脳出血になります。高血圧は脳を破壊する、危険な症状なのです。

血圧が140〜159mmHgの軽症高血圧の人だと、脳梗塞や脳出血などで死亡する危険性が約三倍になり、180mmHg以上になると危険性は七倍以上になります。

脳梗塞や脳出血で助かっても、言語障害やマヒなどの後遺症が残る可能性があります。

高血圧の疑いがある方は早急に病院で診察を受け、生活の改善をしましょう。

なお、高血圧には食事も気をつける必要があります。

血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。

高血圧を食事で下げる方法※どんな食品がいいの?