肥満は高血圧や糖尿病のもと

スポンサーリンク

暴飲暴食や運動不足で、現代の人は昔と比べ肥満になりやすくなっています。

肥満になると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症しやすくなります。

肥満 メタボ

肥満は心臓が血液を送り出すのに痩せた体よりも圧力が必要になるので、血圧が上がりやすくなります。

また肥満は体の活動を活発にする交感神経が過度に刺激され、血圧を上げるホルモンがたくさん分泌されます。これで高血圧を発症してしまうのです。

糖尿病は、肥満になると血糖を処理する能力に異常が生じることで発症します。糖尿病を発症すると、高インスリン血症を起こし、これが高血圧の原因になります。

肥満による高血圧と糖尿病を放っておくと動脈硬化などを起こし、心筋梗塞や脳卒中などを患う可能性が高くなります。

肥満になればなるほど死亡率が上がるのです。

糖尿病や高血圧の状態がまだ軽度であれば、肥満を解消すればまた健康に戻れます。肥満の方はダイエットにチャレンジしましょう。

体格指数のBMIは体重÷身長÷身長で計算できます。計算結果は22が標準で、25以上が肥満となります。

まずは挫折しないように軽いウォーキングなどから始め、食事はカロリーを減らしたり、減塩を意識したりしましょう。

高血圧と糖尿病の定期検診も忘れずに行いましょうね。

なお、食事のエネルギー量については、こちらを参考にしてみてください。

高血圧の予防※エネルギー量を考えた食事をとるには?