腰痛には様々なタイプがあり、一時的に痛みが発生するものから痛みがだんだんひどくなるタイプなどがあります。
一時的に発生する腰痛の主な原因は、背骨や骨盤にあると言われています。これらは加齢や障害によってクッションの役割が低下して起こるものです。
それに対してだんだんひどくなる腰痛は、内臓系の病気と関係があると言われており、ギックリ腰とは異なり慢性化するのが特徴です。
その中でも胃痛を伴う場合は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症している可能性があります。特に暴飲暴食やストレスをためやすい人は、内臓疾患からくる腰痛を疑う必要があります。
だんだんひどくなる腰痛では、胃の疾患以外にも腸閉塞の可能性が考えられます。この疾患は食べたものが腸に詰まることで起こる症状で、便が正常に排出されないことが原因となります。
腸閉塞になると右脇腹や腰、そして背中にかけて急な痛みが走り、同時に吐き気を伴う事もあります。原因が便秘であることが多く、便通が良くなれば痛みが治まってきます。
便秘が解消されても痛みがなくならない場合は、肝臓や大腸の異常を疑う必要があります。場合によっては内臓癌の可能性もあるので、早期の受診が重要になります。
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