腰痛には湿布！その思い込みが悪化の原因となる事も

腰痛を改善する為に有効な方法のひとつが、患部に湿布を貼る事です。湿布には、消炎鎮痛剤が使われており、貼ればその部分の炎症を抑え、痛みを緩和してくれます。

ただ、選ぶ湿布を間違えると、腰痛の悪化に繋がる事がある為、注意が必要です。

湿布には、メントールやハッカ油等で患部を冷やすタイプと、カプサイシン等によって患部を温めるタイプのものがあります。

ぎっくり腰等の急性の腰痛の場合、まず患部の炎症を抑える事が大切なので、冷やすタイプの湿布が有効です。

炎症というのは、温めると悪化をする可能性がある為、温めるタイプを貼らない事が大切です。

冷やすタイプの湿布を貼った後も、患部が熱を持っているのであれば、熱いお湯に浸かるような入浴は避けておく方が良いでしょう。

それに対して、慢性的な腰痛は血流の悪化が原因となっている事が多い為、血行を良くする効果を期待できる温めるタイプの湿布が有効です。

湯船に浸かる入浴も、血流改善効果を期待できる為、慢性的な腰痛を改善したいのであれば積極的に行っておくと良いでしょう。

このように、腰痛には種類があり、それぞれ最適な対処法も変わってきます。ですから、湿布を使う時には、腰痛の状態を考え、最適なものを選ぶ事が大切です。