高齢者にとって腰痛は悩みの種です。
お医者さんに指定されるリハビリはどれも辛くて退屈なものが多い、という声も多く聞かれる昨今ですが、どのようにすれば、腰痛のリハビリを効率的にできるのでしょうか。
もっともお勧めなのが、杖を使った適度なウォーキングです。
しかしウォーキングと言っても、ある程度のまとまった距離を歩くのは気が重いものです。初日は張り切って行っていたのに、1ヶ月もすれば辛くなってしまいます。
辛くなってしまうのは、飽きるというのもありますが、それ以前に疲労が蓄積してしまっているのです。
歩くという動作は当人が思っている以上に負荷の高い全身運動であるということが知られています。実は足腰の周りの筋肉を使った、非常に重い運動なのです。
そのため、高齢者がウォーキングする際には、杖があるのとないのとでは、腰や足にかかる負荷が段違いに軽減されます。ここで使用する杖についてですが、できれば両手に持って歩くのがオススメです。
片手だけでは体の片側にばかり力がかかってしまうので、肩や肘などを痛めてしまうことがあります。さらに杖の長さについても、お医者さんに相談した上で、きっちりと長さを自分の体にあったものに調整してもらうことが大切です。
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