天気が悪くなる前に腰痛が悪化するという経験を持つ人も少なくないでしょう。
実はこれ、気温や気圧の変化によるものなのです。
まず、天気が悪くなる前には気圧が低下するため、関節の膨張がもたらされ、その膨張は腰痛や膝の痛みなどを悪化させます。また、気温が低下した時には血流が悪くなります。そうなると交感神経が刺激されるため、更に腰の痛みは増してきます。
そんな天気の影響を受けないために対策方法はいくつかあります。
まずは、体を冷やさないようにすることです。天気予報をマメにチェックして、寒くなりそうな日には厚着をしたり、カイロを使用するなどして体が冷えないようにしましょう。
特に腰痛の場合は腰回りを重点的に暖めることが大切です。
更に、毎日ウォーキングを30分程度行うなどの軽い運動も欠かさないようにおこないましょう。運動は血行を促進して筋肉をほぐす作用をしてくれます。血流状態が良ければ、多少気温が下がったとしても腰痛が悪化することが少なくなります。
ただし、天候に左右される腰痛とそうでない腰痛があります。
天気に左右される腰痛は非特異的腰痛が多いといわれています。天気に左右されない腰痛もありますので、いつもと違う痛みを感じるようであれば病院を受診するようにしましょう。
⇒ 1日5分で腰痛を改善する方法