腰痛の通院期間はどれぐらいかかるの？

腰痛の通院期間は、腰痛の種類によって異なってきます。

腰痛の中でも「ギックリ腰」の場合は、2日から3日程度安静にしていることが大切です。すぐに病院に行きたくなる気持ちもあるでしょうが、2，3日安静にしていたあと病院に行った方が回復は早いです。

病院に行った場合は炎症を抑えるための鎮痛剤を使用した治療が1週間程度続き、完治するまでは3週間から4週間ほどかかります。

また、「椎間板ヘルニア」による腰痛の場合は、個人差はありますが約60％の人は3ヶ月程度で自然治癒しています。

ただし、椎間板ヘルニアには悪性と良性があり、悪性の場合は手術が必要となり、手術後も数カ月はコルセットを着けて治療する必要があります。良性の場合は3ヶ月間程度痛みを和らげる鎮痛剤を飲み続けることになります。

腰痛の中でも最も治療が難しいと言われるのが「慢性腰痛」で、医療機関での治療で治すのは難しいといわれています。医療機関では鎮痛剤を処方してくれますが、根本改善はなかなか見込めません。

慢性腰痛を改善するには、腰の筋肉の衰えを補う必要があります。

そのため、自分自身でストレッチやウォーキングなどの軽い運動をして腰回りの筋肉を強化することが大切です。運動を続けると1ヶ月程度で症状が改善され始めた事例もあります。