鈍痛が真ん中に起こる腰痛

スポンサーリンク

鈍痛が真ん中に生じる腰痛は、男性よりも女性に多い症状と言えます。

真ん中が痛む腰痛の原因として考えられるものとして、まず女性の場合は子宮内膜症が挙げられるでしょう。

子宮内膜症とは卵管や卵巣など子宮の外側に子宮内膜ができてしまう病気で、下腹部に腫れが生じる人もいます。子宮の外で内膜が剥がれるために体内に血液が溜まって痛みが生じるのです。子宮内膜症になっている場合、腰の真ん中辺りが痛むことが多いでしょう。

次に挙げられるのが、骨盤のズレによる腰痛です。

特に仙骨と呼ばれる部分がずれていると、真ん中に痛みが生じやすくなります。仙骨は身体を支える重要な骨ですが、長時間のデスクワークや足を組む習慣などによってこの骨がずれてしまう場合があります。

また女性の場合は出産の際に骨盤が開いてずれてしまう人もいるでしょう。日頃から正しい姿勢を心がけると共に、整体やエクササイズで骨盤の歪みを整えることが予防策となります。

そのほかに真ん中辺りの腰痛の痛みは、すべり症という病気の可能性もあります。

すべり症は若年性と老人性があり、若年性の場合は激しい運動による疲労で起こりやすいでしょう。老人性すべり症は、椎間板の老化により腰椎を支える力が弱まって痛みが生じます。

鈍痛が真ん中に生じる場合にはこのいずれかの病気を疑い、医師に相談してみると良いでしょう。

1日5分で腰痛を改善する方法
タイトルとURLをコピーしました