腰痛は「腰だけの筋力低下」とはかぎらない

スポンサーリンク

腰痛の中でも背中やお腹、足の筋力低下で発症する場合は多く見られます。

よく一般的に言われる「体幹」というのは主に腰の部分を指しますが、字が指すとおり腰は体の幹であり、体の中核ともいえる非常に重要な部位です。

単純な筋力低下にかぎらず、体のいたるところの筋力のバランスにも左右され、例えば上半身が極端に鍛えられたリ、逆に下半身だけが鍛えられたりなどのバランスの乱れによっても腰痛を発症することがあります。

一般的に腰と言われてる部分は両手を後ろに回して触れる部分ですが、実は最も大きくて強力な筋肉は「脊柱起立筋」(せきちゅうきりつきん)と言われ、頭から尾てい骨までつながった筋肉です。

この脊柱起立筋が筋力低下を起こせば、脊柱が正常な体系を保てなくなりますので、姿勢が乱れたり体重の負荷に弱くなり、結果的に腰痛になる可能性があります。

さらに腹筋を中心とした腰回りの細かい筋肉が腰を補強していますので、腹筋の筋力低下も腰痛を引き起こす一因と言えます。

これらの腰痛を予防・改善するには、激しいスポーツなどは避け、ウォーキングやヨガなどのゆっくりとした有酸素運動が効果的です。

歩きながら腰に手をあててみるとわかりますが、歩いているときは脊柱起立筋が交互に規則正しく収縮していますので、ウォーキングは特に効果があります。

1日5分で腰痛を改善する方法
タイトルとURLをコピーしました