デスクワークや重い物の持ち運び、普段の生活で腰には想像以上の負荷がかかっています。そして、腰の筋肉に疲労がたまり、炎症を起こした時腰痛が起こります。
背骨は本来緩やかなS字をしていて、上半身の重さをそれぞれの腰椎で分散して支えていますが、背骨が湾曲していると一か所で支えることになってしまいます。
ですから、背骨が湾曲していると腰への負担はさらに大きなものとなってしまうため、腰痛を起こしやすくなるのです。こうした腰痛は長期化すると骨や軟骨が変形し、椎間板ヘルニアを起こしてしまったりします。
そうなる前に、ご家庭でできる簡単な予防方法を紹介します。
それは「正座」です。脚がしびれてしまって、長時間座っていられないという方も多いを思いますがご安心ください。毎朝、ほんの30秒から1分程度で大丈夫です。
正座をする時は頭を真っ直ぐに伸ばし、両足を同じ位置に置くため、背骨が理想的なS字を描くようになるのです。そのため、湾曲していた背骨も徐々に理想的な形に戻り、最終的には意識しなくても理想的な状態を保てるようになります。
しかし、あまりに酷い湾曲をしている場合は正座のみ頼るのではなく、整体やカイロプラスティックなどに相談された方が良いでしょう。腰痛は一度かかると癖になりやすいので、日頃から姿勢に注意しましょう。
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