腰痛の原因は体よりも心にある?意外な割合!

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腰痛の原因というと重いものを持った、長時間の運転や座ったままの作業、椎間板ヘルニアなどをイメージする人が多いです。

確かに体への負担が引き落とす腰痛もあるのですが、それだけが腰痛が起きる原因ではありません。ストレスや精神状態の悪化が腰痛発生のきっかけとなることも多いのです。

腰痛患者の約85%は、レントゲンなどではっきりとした異常が発見されない「非特異的腰痛(腰痛症)」だと言われています。

非特異的腰痛患者の3分の2は不安やストレス、うつなどの心理的・社会的要因が関与している心因性腰痛症で、割合は全腰痛患者の約半分に該当します。

また、慢性的な腰痛患者の80%に抑うつ状態が見られたという報告もあります。ストレスを抱える人の40%が腰痛もちだというデータも出ています。

飲酒や喫煙、薬物乱用も腰痛の原因になります。ストレスによってアルコールやニコチンなどを嗜好し、それが腰痛を起こしやすくさせています。

椎間板の変形やヘルニアは必ずしも腰痛を発生させる病気ではなく、腰痛のない健康体の人の検査結果で85%に椎間板の変形があり、76%にヘルニアがあったという研究もあります。また、内臓疾患や癌などが引き起こす腰痛は、腰痛全体の1~2%にすぎないそうです。

腰に負担をかけない健康管理も大切ですが、精神の状態を改善することも腰痛解消への道です。

1日5分で腰痛を改善する方法
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