朝の腰痛の理由は？

腰痛のつらさは、他の人になかなかわかってもらえないこと。

少し動くだけでも痛く、グキッとくるのではないかという不安が常にあり、しばらく立っているだけでも体をまっすぐにしておけないほどの苦痛がありますが、経験のない人には想像もつかない症状です。

腰痛は仕事や生活に支障をきたす病気ですから、腰に負担をかけない生活習慣で改善しましょう。

腰痛もちの人に多い症状が、朝に目覚めて起き上がろうとする時に痛い、起き上がって少しずつ体を動かしているうちに少し楽になるというものです。起床時に痛くなりやすいのには理由があります。

腰痛の原因のひとつに、長く同じ姿勢を続けることで筋肉が凝り固まってしまうことが挙げられます。窮屈な姿勢で眠っていませんか。寝具や寝室の環境に、寝返りを打てないような要因はないでしょうか。

敷布団は固すぎず柔らかすぎないものにし、寝返りや身動きが楽にできるようにしましょう。

重い掛け布団は睡眠中の体の動きを妨げるので、軽いものが良いです。敷布団やベッドが小さい場合、眠っている間に同じ姿勢でじっとしてしまうことが腰痛の理由にあげられます。

また、2人以上でひとつの布団やベッドで一緒に眠る習慣は、寝返りせずに眠る癖を作ることがあります。

寝相は「悪い」くらいが、腰への負担が少なくなります。睡眠中も自由に体を動かせるような寝具や寝室環境づくりを意識してみてください。