同じ姿勢で仕事をしている、ストレスや睡眠不足によって引き起こされる腰痛ですが、便秘により誘発されることがあります。
便秘の症状は、便が腸の中にとどまっている状態ですが、進行するに従い近くにある神経や血管を圧迫、結果として腰痛を引き起こす原因となります。
神経がその痛みを記憶しているため、体操や湿布薬などは効果が薄い上、腸から有害物質を受け取った血液により新陳代謝が悪くなってしまいます。
腸内環境が原因の腰痛を治すためには、腸の調子を整えるため、積極的に乳酸菌を摂取する必要があります。
乳酸菌は、ヨーグルトを始めとした乳加工製品に入っている動物性と、漬物にするために植物に漬け込んだ植物性の2種類に分かれます。
いずれも腸内環境を改善する役割があるものの、腰痛の改善には酸に強く、腸まで届きやすい植物性の効果が高くなります。
植物性乳酸菌を含む食品には、キャベツの塩漬けであるサワークラウト、白菜を原料としたキムチ、漬物やなれ寿司などがあります。
多くの食品に食物繊維が含まれており、便秘などの腸内環境改善に貢献し、腰痛の改善にも役立ちます。
悪玉菌が好む弱アルカリ性から、善玉菌が活動しやすい弱酸性に保たれるため、健康面でも優れています。
⇒ 1日5分で腰痛を改善する方法