尿というのは、頻度の多い少ないという事以外にも、見た目でわかる異変や臭いでわかる病気などがあります。
その中でも、尿が泡立つ事を気にしているという人も多いようです。泡の立つ尿が出る場合は、糖尿病だと決めつけている人までいるようですが、実際に尿が泡立つにはいくつかの理由があります。
最も多いのは、尿の勢いがある時に空気と混ざる事でおきる泡ですが、この場合は時間と共にはじけて消える傾向があります。一方で、長い時間経過をしても泡が消えない場合は要注意な尿だといえます。
この場合は、尿にタンパクが混じっている場合が考えられるので注意が必要になります。タンパク尿は腎機能に異常がある場合に考えられる症状ですが、さらに血尿も加わると腎機能の異常がより多く考えられます。
この時の血尿は眼で見てわかる肉眼的な血尿以外にも、肉眼では判断できないし色も変化のない微小性血尿である事もありますので注意が必要になります。
腎機能が悪い状態になると、むくみや腰痛といった症状もありますので、これらの症状が一緒に出ている場合には、できるだけ早い段階で医師の診察を受ける事が望ましいと考えられます。
もちろん、尿の泡立ちと腰痛があるからといって、確実に腎機能に問題があると決めつける事はできませんし、特に健康上問題がない事もあります。
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