恋愛は脳の錯覚なの?※恋の始まりのメカニズム

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恋愛では、心ひかれる相手と出会ったときにそれが運命だと思えるほどに盛り上がります。でも、それは脳科学という視点から見ると、本当は運命なんかじゃなくて錯覚しているだけです。

そもそも恋愛をしているときに、体で何が起きているのかというと恋愛ホルモンとも呼ばれるPEA(フェニル・エチル・アミン)が大量に分泌されています。

このPEAには神経を刺激する力があり、中枢神経に働きかけて幸せや快感をもたらすホルモンであるドーパミン、セロトニン・エンドルフィンの分泌を促し興奮状態に陥ります。

この興奮状態が、恋をしているという感覚です。

男女 カップル

吊り橋効果で人を好きになってしまう!?

ここで一つのポイントになるのが恋愛の興奮状態は、あくまでもPEAが分泌された結果ですから誰かを好きになってからPEAが分泌されるという順番ではありません。

なので、PEAの分泌しそうなシチュエーションになったとき、そばにいた異性が好きだと錯覚してしまうことがあります。

その仕組を利用した恋愛テクニックが『吊り橋効果』です。

吊り橋は高いところにかけられており、鉄橋や石橋のように固定されていません。ですから、人が吊り橋を渡ろうとすれば、大きく揺れて落ちるかもしれないと恐怖を感じます。

実は、PEAは怖いとか不安だと感じているときにも分泌されます。

ですから、吊り橋で感じる恐怖を、恋愛をしていると脳が錯覚してしまいます。この『吊り橋効果』の理論を応用して、絶叫マシンやお化け屋敷にデートを誘い、告白をすれば成功率が高まるそうです。

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食べ物の中にもPEAが含まれている

PEAは体の中でつくることもできますが、食べ物にも含まれています。

代表的なものとしてはチョコレート、チーズ、赤ワインです。

しかしながら、食べ物に含まれているものは、体内で分泌されたものと比べて効果がなくなるまでの時間が短いです。

もし食べ物で錯覚しやすい状態を作ろうとするならば、早めにアプローチしなければいけません。

脳の錯覚だけで関係が深まるわけではない

なお、脳が錯覚を起こすことで恋人ができたとして、錯覚はいつまでも続くわけではありません。

付き合い始めて、ろくに進展がなければ相手の気持ちは冷めて破局を迎えます。

そうならないためにも、二人の仲を深めるための思い出づくりも頑張る必要があります。

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