最近、小さなことでイライラすると感じることはありませんか？
イライラした時に、血圧が上がりそうと思うことがあっても、イライラ自体が高血圧からもたらされている思う人はいないかもしれません。
しかし、年齢を重ね、40代を過ぎて血圧もだんだん高くなってくると、その高血圧がイライラを招いていることもあるのです。
そもそも血圧というのは、心臓から送られた血液が血管の壁を押し広げる圧力のことで、血管がそれに抵抗する大きさにより血圧は上がったり下がったりします。
そして高血圧というのは、血管が抵抗する力が大きくなった状態のことなのです。
イライラすると、興奮状態になり、心拍数が上がりますね。
それによって1回の鼓動で心臓から送られる血液の量も増えるため、血管がそれに抵抗する力も大きくなり、血圧の上昇につながります。
イライラすると血圧が上がるというのがこの状態です。
しかしこれは逆に考えると、高血圧の時の身体の状態は、イライラしているときと同じですから、高血圧だと身体がイライラしていると感じとるのです。
高血圧は、心臓や脳に重大な病気を引き起こしかねないものですから、イライラしているのを感じたら、少し落ち着いて冷静になるように心がけたいものですね。
なお、高血圧を改善するには、食事を気をつける必要があります。
おいしい食事を楽しみながら、血圧を抑えていきたい方はこちらをご覧ください。
