健康診断などで高血圧と診断されて、意外に感じた人はいませんか？
普段の生活の中で、自分の血圧が高いのか低いのかはわからないものですね。
高血圧の人も、自覚症状というのはほとんどなく、症状は高血圧によって病気が引き起こされたときに初めて出るものなのです。
高血圧と診断を受けても、特に日常生活に支障が出るような症状はないからと、治す努力をしないまま放置すると、高血圧が進行して、脳や心臓に重大な病気を引き起こすことがあります。
中でも、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞などの脳の病気の場合は、頭痛の症状を伴うことが多くなります。
脳の病気は早期発見が治すためには何よりも大切なことですから、高血圧の人が頭痛を感じたときには、脳の病気の可能性を考えて、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。
また、頭痛の原因が何であるのかわからないまま、頭痛薬を飲んで治すというのは、危険です。
一時的に頭痛を治すことができたとしても、その間に症状は進んでしまうこともあります。
高血圧の人は、脳疾患などの合併症を引き起こさないためにも、規則正しい生活、食生活の管理、適度な運動を心がけて、高血圧自体を治すことを考えることが大切です。
なお、血圧を下げる食品については、こちらを参考にしていただくといいと思います。
