高齢者の高血圧!頭痛に注意

スポンサーリンク

65才以上の高齢者の約6割が高血圧と言われていて、高齢になるほど血圧が上昇し、高血圧の患者が増えていきます。

高齢者に高血圧が増える理由として、血管が硬くなることが原因と考えられており、血管が硬くなってしまうと、血液がスムーズに流れにくくなってしまうため血圧が上昇してしまいます。

シニア 老人 高齢者

また、高齢者は高血圧でも脳の血流量が少ないという特徴があるため、薬で血圧を下げると脳に送られる血液量が減り、めまいや立ちくらみを起こすこともあります。

高齢者の頭痛には、風邪や発熱が原因のものもありますが、高血圧が原因となって頭痛を引き起こす場合もありますので注意が必要です。

高血圧の高齢者が頭痛の場合は、医師に相談してから血圧の薬を服用するようにしましょう。

また、頭痛が重症の場合、高血圧性脳症の可能性もあります。

脳の血管は血流を一定に保つための自動調整機能があるのですが、この範囲を超えて血圧が上昇し、頭蓋内圧亢進が起こるのが高血圧性脳症です。

症状としては、頭痛や嘔吐などがあり、けいれんや意識障害を起こすこともあります。

脳出血にいたるケースもありますので、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

高齢者の高血圧は、重大な病気につながる可能性もありますので、医師と相談しながら治療を行ってください。

なお、高血圧の改善するには、食事を気をつける必要があります。

おいしい食事を楽しみながら、高血圧を改善していきたい方はこちらを参考にしてみてください。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント