更年期高血圧という言葉をご存じでしょうか。
その名の通り、更年期によって高血圧の状態になってしまう症状のことを言います。
更年期には様々な症状があり、それらにほてりや頭痛、めまいなどが挙げられます。
これらは更年期によるホルモンバランスの崩れで、血圧をコントロールする自律神経が参っている状態になっているために起こるのです。
更年期高血圧は、通常の高血圧と違い、食生活や生活週間などによって変動することの他に、感情の起伏による高血圧状態が起こることが多々あります。
イライラして感情的になったり、緊張した状況になった時に急激に高血圧状態になってしまうなど、血圧の上昇がみられることがあります。
高血圧には血圧を下げる薬というのがありますが、こういった更年期によるメンタルの要素による高血圧状態の場合には、婦人科や心療内科で処方される薬の方が効果がある場合があります。
あまりにも辛かったり、自覚症状がある人は一度診察を受けることで症状の緩和になりますので、不安にならずに診察を受けてみましょう。
また、更年期高血圧には必ずと言って良いほど多く現れるのが頭痛です。
ただ、高血圧による頭痛は脳出血やくも膜下出血などの脳疾患と関係している場合があるので、注意してください。
頭痛が長く続く、痛みが激しい、といった場合は、お医者さんの診察を受けて適切な処置を受けたり、薬を処方してもらうと良いでしょう。
それと、日頃から血圧計を用いて自分の血圧がどのくらいであるのか、その際に頭痛があるかなど、こまめに把握することが大切です。
なお、高血圧の改善していくには、食事を見直す必要があります。
血圧を下げてくれる食品について知りたい方は、こちらをご覧ください。