高齢者で高血圧だという人が多く見られます。
それは、血圧が年齢と共に上昇していくからです。
年齢だからしかたがないと放っておくと、心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる病気を引き起こします。
高齢者高血圧の特徴は、最高血圧が高くなる、血圧が高いのに脳の血流量が少なく糖尿病を併発しやすい、などがあります。
特徴の最高血圧が高くなるというのは、高齢になるにつれて血液の流れが悪くなるからです。
自律神経の働きが低下するのも原因だといわれています。
他に特徴としては薬の効果がみられなかったり、薬のせいで血圧が下がり危険な状態になったりすることもあります。
高齢者関係なく普段の生活からできることと言えば食事です。
カリウムやマグネシウムを多く含むものをとりいれましょう。
またカルシウムや食物繊維も多く摂りましょう。
あとは脱水症状にならないように水分補給や急激な行動、暖かい場所から寒い場所への移動(冬場の入浴など)やトイレなど日常の少しの変化で血圧が上昇してしまうという特徴があります。
それは高齢者にとって大変危険なことです。
ストレスをためないことや体をほぐしたり軽い運動も大事です。
高齢者高血圧の人は、自分の症状にも気が付かないという特徴もありますので、身近な人が気を付けてあげるようにしましょう。