妊婦さんの立ちくらみと高血圧

スポンサーリンク

妊婦さんの立ちくらみの原因は、貧血ももちろんありますが、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の場合もあります。

看護師

特に、立ちくらみの他にめまいや頭痛、倦怠感などの症状が一緒に出る場合、最悪のケースでは妊婦さんにも赤ちゃんにも命に関わる可能性もあります。

妊婦健診には必ず行って、尿検査と血圧測定をしてもらうようにしましょう。

もし、妊娠高血圧症候群と診断された場合は、立ちくらみに注意しましょう。

妊婦さんが、不意の立ちくらみで転んだりしたら大変危険です。

もし立ちくらみがした場合は、その場にしゃがむか、何かに捕まるなどして転倒を防ぐようにしましょう。

妊娠高血圧症候群は酷くなると入院治療が必要になることもあるので、お医者さんの判断に従って、早めに改善するようにしましょう。

妊娠高血圧症候群になりやすい妊婦さんは、高齢出産の方、妊婦さんの中でも以前から高血圧だった方、急に体重が増えた方、初産の方、双子など多胎の方と言われています。

こういった方は特に注意が必要です。

健診は欠かさず行くようにし、むくみ(診断基準からは外れますが)にも注意が必要です。

立ちくらみの他にも、むくみは血液上昇に繋がる可能性が高いと言われています。

そして、体重管理をしっかりして、栄養指導を受けるようにするのもこの病気を悪化させないポイントです。