高血圧の予防には、ダイエットは効果的です。
また、肥満で高血圧の人が4~5kgの減量をすると血圧の降下が期待できるというデータもあります。
太ったことで起こる高血圧の症状は、ダイエットをし、痩せることで脂質異常症を改善させることができます。
これは、血中コレステロールや中性脂肪が基準値より多い状態をいいます。
高脂血症とも呼ばれていました。
しかし、ダイエットが高血圧に効果的とはいえ、急激なダイエットは体に悪く、リバウンドしやすいです。
一つの食品を摂り続けるダイエットは栄養不足により立ちくらみや貧血を起こしやすくなります。
また、サプリメントに頼ったり、食事を取らない方法も、同様に栄養不足、立ちくらみ、貧血を起こす危険があります。
炭水化物ダイエットも有名な方法ですが、やはり脳の栄養不足からくる立ちくらみ、ボーっとするといった症状が現れやすくなります。
こういった間違ったダイエットは立ちくらみや栄養不足の他にも、心臓や肝臓といった臓器に負担がかかる可能性もあります。
高血圧に効果的に対処して、なおかつ立ちくらみや貧血、栄養不足を起こさないためには、きちんと栄養バランスがとれた食事を食べて、運動をするのが理想的です。
また、食生活自体を見直して、長期間かけて痩せるようにしていくことも大切なポイントです。